サントリープレミアムハイボール山崎〈芳醇な香りと奥深い余韻〉:テイスティングノート|伝説の蒸溜所が贈る「本気」のハイボール

今回紹介する一本は、ジャパニーズウイスキーの代名詞である「山崎」の名を冠した、数量限定のプレミアムハイボール缶です。黒を基調とした重厚なパッケージに刻まれた「芳醇な香りと奥深い余韻」という文字。これは単なるキャッチコピーではなく、サントリーのブレンダーたちが「山崎蒸溜所のテイスティングルームで飲むハイボール」を再現するために、徹底的に原酒を選び抜いた証です。アルコール度数は9%と高めに設定されており、氷を入れても決して薄まらない、ウイスキー本来の骨太な味わいを楽しむことができます。

目次

背景と製法:ミズナラとスパニッシュオークの融合

このハイボール缶が「プレミアム」と呼ばれる所以は、そのブレンドの贅沢さにあります。通常の「角ハイボール」などとは異なり、以下の特別な要素が組み込まれています。

  • ミズナラ樽由来のオリエンタルな香り:山崎の個性を決定づける重要な要素である「ミズナラ樽」で熟成させた原酒を贅沢に使用。これにより、白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)を思わせる、日本特有のオリエンタルで高貴な香りがハイボールの中に封じ込められています。
  • スパニッシュオーク樽のコク:「芳醇な香り」を支えるもう一つの柱が、シェリー酒の熟成に使われたスパニッシュオーク樽原酒です。これが、完熟した果実のような甘みと、口に含んだ時の厚み、そして長い余韻を生み出しています。
  • ハイボールのためのブレンド:単に「山崎」をソーダで割っただけではありません。氷を入れたグラスに注いだ瞬間、そして炭酸が弾けた瞬間に最も香りが開くよう、ブレンダーがこの缶のためだけに計算し尽くした配合を行っています。

感覚分析:濃厚な甘みと、長く続く木の余韻

見た目(Appearance):深みのあるアンバーゴールド

グラスに注ぐと、一般的なハイボールよりも明らかに濃い、赤みを帯びた琥珀色(アンバー)が目を引きます。炭酸の泡立ちもきめ細やかで、液体の粘度を感じさせるような輝きがあります。

香り(Aroma):熟した果実と伽羅の香り

プルタブを開けた瞬間から、その違いは歴然です。通常のハイボールにあるようなアルコールのツンとした刺激は皆無。ドライフルーツやレーズンのような濃厚な果実香が立ち上がり、その奥から山崎特有のお線香や白檀を思わせるミズナラの香りが漂います。時間が経つにつれ、バニラや蜂蜜のような甘い香りも顔を出します。

味わい(Taste):厚みのあるボディと複雑な旨味

口に含むと、9%という度数を感じさせないほど滑らかで濃厚。炭酸の爽快感の中に、麦芽の甘みと樽由来のビターなコクがしっかりと感じられます。「水っぽい」感覚は一切なく、ウイスキーのエキス分が舌に絡みつくようなリッチな味わいです。ほのかな酸味と、カカオのようなほろ苦さが複雑に重なり合います。

余韻(Finish):心地よいウッディネスと奥深い甘み

この缶のハイライトである「奥深い余韻」は伊達ではありません。飲み込んだ後も、口の中に芳醇な木の香り(ウッディネス)と、ドライフルーツのような甘い余韻が長く残ります。鼻から抜ける香りはまさに「山崎」そのもの。いつまでも浸っていたくなるような、贅沢なフィニッシュです。

最適な楽しみ方:氷たっぷりのグラスで、ゆっくりと

このハイボール缶は、缶のまま飲むのではなく、必ずグラスに移して楽しむことを強くおすすめします。

  • 氷へのこだわり:グラス一杯にロックアイスを入れてください。冷やすことで炭酸が引き締まり、かつ氷が少し溶けて加水されることで、香りがさらに開きます。
  • ペアリング:スナック菓子よりも、少し上質なナッツ、ドライフルーツ、チョコレート、あるいは燻製(スモークチーズやベーコン)など、ウイスキーの風味に寄り添うおつまみが最適です。

総評: 「サントリープレミアムハイボール山崎」は、自宅にいながらにして、バーで飲む最高級のハイボール体験を提供してくれる一本です。その「芳醇な香りと奥深い余韻」は、一日の終わりを特別な時間に変えてくれるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次