【テイスティング】モンキーショルダー

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モンキーショルダー :初心者から愛好家まで楽しめる魔法のバランス

「モンキーショルダー」は、そのユニークな名前と三匹のサルが描かれたボトルデザインで知られる、ブレンデッドモルトウイスキーです。シングルモルトの個性を持ちつつ、ブレンデッドのバランスの良さを兼ね備えているため、初心者からウイスキー愛好家まで、幅広い層に愛されています。

基本情報

  • 種類:ブレンデッドモルトウイスキー
  • アルコール度数:40%
  • キーモルト:グレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィー

テイスティングノート

モンキーショルダーの魅力を、五感を使って詳しく見ていきましょう。

香り(Nose)

グラスに注ぐと、オレンジや蜂蜜、バニラを思わせる、甘く華やかな香りが立ち上がります。その奥には、ほのかなスパイス(クローブやナツメグ)や、心地よいオーク樽の香りが感じられます。複雑すぎず、誰にでも親しみやすいフルーティーなアロマが特徴です。

味わい(Palate)

口に含むと、驚くほどなめらかでスムーズな口当たりです。最初に感じるのは、クリーミーなバニラやキャラメル、続いてリンゴや洋梨のようなフルーティーな甘み。かすかにスパイスのニュアンスが加わり、単調にならず、味の層を楽しませてくれます。

余韻(Finish)

余韻は中程度で、心地よく、温かい感覚が長く続きます。甘みが徐々に穏やかになり、ほのかなスパイスとオークの風味が優しく口の中に残ります。キレが良く、しつこくないため、次のひと口が自然と欲しくなります。

飲み方の提案

このウイスキーは、ストレートでそのままの風味を楽しむのはもちろん、ロックやハイボールにしてもそのバランスの良さは失われません。特にハイボールは、フルーティーな香りが際立ち、爽快な味わいになるのでおすすめです。

まとめ

モンキーショルダーは、特定の個性が突出しているわけではなく、全てが完璧なバランスでまとまっています。そのため、ずっと飲んでいても飽きることがありません。ウイスキーの奥深さを知るための素晴らしい入門編でありながら、様々なテイスティング要素が隠されているため、上級者にとっても発見の多いウイスキーと言えるでしょう。

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